日経新聞の3月1日と8日に、池上彰氏の記事が掲載されていた。
それぞれ、「疑問持ち 自らテーマを」「自分の言葉で話そう」である。
これらは、大学生として、①広く社会を見る力をつけること、②自分の中にある知識と照らし合わせた時にそれらの新しく入力された物事がどういう意味を持つのか、知識の相互作用と知識の使用可能な改変を行う能力を身につけること、を意味する。
大学では自分の専門は言うに及ばず、専門のベースとなる幅広い知識を取り入れるように心がけてほしい。
人は何から学ぶか?
人、書物、経験、この3つからだ。一人で悶々と考え込まず、まず、たくさんの人と話し(コロナのことがあるので、きちんとマスクし予防対策は万全にすること)、教科書や資料をよく読む。そして、人から教わったり本で読んでも理解できないことがあることに気づく。そうした時、とりあえずやって見る。つまり経験することで、自分にとってどれほど大きいか、身を以て体験し、頭と体で身につけていくのだ。
大学の4年間ではいろんなバックグラウンドを持った大勢の人たちと出会い、影響を受けるでしょう。それらを大切にして過ごしてもらいたい。
まずは大きな目標を立てましょう。その上で、自分をよく観察し、何が必要なのか見極め、その大目標に至る過程をスモールステップにして小さな目標を立てましょう。そして、知識を取り入れる3つをうまくバランスよく回転させ、自分を成長させて行ってほしい。
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