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論文やレポートで使う日本語について

 学生たちよ、下のサイトを見てよく勉強してください。



 我々が作成する論文やレポートの文章では、行間を読ませる必要はありません。ただ、事実を淡々とシンプルに伝えるためのテクニックがあれは良いのです。そして、考察部分では、得られた結果からどうしてそのような考えに至ったのか、過去の文献を引用しつつ論理展開に細心の注意を払い、無駄を省いてまとめていかないといけません。また、誰があなたの書いている文章を読むのか、そこも意識してわかりやすい文章を心がけましょう。

 就職する時に、エントリーシートを自分の文章で書く必要があります。この文章力を、会社の人事担当者が見ることになります。ここに教養や地頭の良さが滲みでます。悲しいことに。

 現在、あなたが大学下級生ならまだ間に合います。1週間に1冊本を読みましょう。小説でもなんでもいいです。自分の興味ある分野に関する書籍からでもいいでしょう。とにかく、語彙力や文章力は読んだ文章量にある程度比例しますので、すぐにでも始めること。家で新聞をとっているなら、毎日新聞をざっと斜め読みもしましょう。社説やコラム欄は特にいいです。

 全ては自分のためです。時間は有限、大事に使いましょう。

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